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よくある質問

特定施設で義務の研修は何ですか?

虐待防止・身体拘束・感染症・業務継続計画(BCP)の4分野の研修と、医療・福祉関係の資格を持たない従業者に認知症介護基礎研修を受講させる措置です(平成11年厚生省令第37号 第183条・第190条・第192条)。ハラスメント対策と研修機会の確保は措置の義務で、研修の回数は決まっていません。

特定施設の研修は年に何回必要ですか?

4分野の研修はいずれも年2回以上で、新規採用時にも行います。感染症とBCPは訓練も各年2回以上です。認知症介護基礎研修は対象の従業者が受講し、新しく採用した人は採用後1年以内に受講させます。

新規採用時の研修は、4分野とも「必ず」ですか?

「必ず」と書かれているのは虐待防止と身体拘束です。感染症は「感染対策研修を実施すること」、BCPは「別に研修を実施すること」で、特養などの施設系の感染症の「必ず」とも、訪問・通所系の「望ましい」とも違います。4分野とも新規採用時に行う前提で計画を組めば足ります。

特定施設の委員会は何か月に1回ですか?

身体拘束の委員会は3月に1回以上、感染症の委員会はおおむね6月に1回以上(流行期などは随時)、虐待防止の委員会は定期的に開きます。生産性向上の委員会も定期的に開き、令和9年3月31日までは努力義務です。地域密着型特定施設の運営推進会議は、これとは別におおむね2か月に1回以上です。

特定施設に事故防止の委員会や研修は必要ですか?

特定施設の省令(平成11年厚生省令第37号)には、事故防止の委員会・指針・研修・担当者の規定はありません。ただし、有料老人ホームの設置運営標準指導指針(12⑻)は、事故発生の防止の指針の整備、委員会と職員研修の定期的な実施、担当者の配置を求めています。事故が起きたときの連絡・記録・賠償は、省令でも義務です。

特定施設で研修をしないと減算されますか?さかのぼりますか?

身体拘束(所定単位数の10%)と虐待防止(1%)は、研修が欠けていれば減算の対象です。どちらもさかのぼらず、運営指導などで見つかった月の翌月から最低3か月続きます。BCP(3%)は計画の未策定が要件で、基準を満たさない事実が生じた時点までさかのぼります(Vol.1345 問2、令和6年度改定 Q&A Vol.1 問166・問168、運営指導マニュアル)。

外部サービス利用型特定施設や地域密着型特定施設でも同じですか?

研修・委員会の義務は同じ内容です(外部サービス利用型は第192条の12、地域密着型は第118条・第126条・第129条の準用)。違いは、外部サービス利用型は身体拘束廃止未実施減算が1%で生産性向上の委員会の準用がないこと、地域密着型特定施設は運営推進会議をおおむね2か月に1回以上開くことです。

住宅型有料老人ホームも、この記事の研修が義務ですか?

特定施設入居者生活介護の指定を受けていない住宅型有料老人ホームは、特定施設の省令(第37号 第12章)の対象ではありません。有料老人ホームとしての標準指導指針と、介護サービスを提供する事業所ごとの基準がかかります(本記事では扱っていません)。

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